よく分からなくなっちゃった喫煙・飲酒欲求
禁煙八十六日目、断酒六十四日目
こんにちは。
少しずつ禁煙三ヶ月達成の足音が聞こえ始めてきました。
嬉しい限りのアディニャムです。
禁煙は三ヶ月で一区切り、その後一年で成功なんていいますね。禁煙当時は吸ってた本数分の喫煙欲求が襲ってくるわけですから。日常生活の上で習慣化していた日々の喫煙ポイントを「ここ、吸うとこじゃないからね」と塗りつぶしていくのが最初の三ヶ月だそうです。もちろん三ヶ月経過したとたんに「ああ、もうまったく吸う気が起きんわい、あはは」となるわけはないでしょうけど、一応それが目安らしいですね。その後の一年はイレギュラな喫煙ポイントの修正期間になるようです。冠婚葬祭、旅行、突然舞い込んだ人前でのプレゼンテーション、今まで「この瞬間に絶対に火をつけていた」というポイントで「いやいや、だからさあ…」と新しい自分を上書きしていくわけです。
以前禁煙を試みた時に挫折したのはまさにイレギュラな状況下でした。禁煙開始から三週間目、ただでさえ辛かったところに「仕事上でそこまで親しくない人間が緩やかに大勢集まる立食パーティー」という本当に大っ嫌いなタイプのイベントに出席して、間が持たずタバコに手を出してしまったのです。
そういう理由で禁煙も断酒も開始時にはあまりストレスを感じない生活を心がけ、ゆるゆるノンビリ暮らして、少し新しい自分に慣れたら少しずつ活動領域を増やしていくということなのでしょうね。
それでもタバコはまだまだたまに吸いたくなる時があります。例えば、今朝は六時に起きて車に乗ってジョギングにいったのですが、走り終えて車に乗り込んでお茶を一口飲んでふうぅと思ったまさにその瞬間。あまり強い衝動ではないけれど、右手でライターをカチャカチャとしてタバコに火をつける自分が蘇りました。少しだけ三ヶ月経てばこういうのが一通り収まって、
「ああ、もうまったく吸う気が起きんわい、あはは」
となることを密かに期待しているのですw まあそんな都合よくいくわけないんですけど、「吸いたいなあ」がどんどん減ってどんどん楽になって行ってくれたらなあとおもっているわけなんです。
一方飲酒欲求。
もちろんお酒やめたとたんに不眠に襲われましたけど、タバコの最初の三日間を思い出すとなんとなく乗り切れそうな気がしました。これは酒の離脱症状が「不眠程度」ですんでいたからなんでしょう。もっと辛い症状を乗り越えて断酒を始め、そして継続している方々はホント凄いなあと思います。
そして断酒と禁煙が始まった時は世界に見捨てられたような気分になりました。太平洋の真ん中で客船から放り出され、辺りを見回しても海しかない。頼れるものはなにもない。タバコも酒ももういない。
「えっと…オレはどうすりゃいいんですか?」
そんな気分でした。
それでもあの胸が焦げ付くような、「ああ〜酒飲みたい!」って衝動はなかったんですよね。禁煙も初めて間もなく辛かったしそこに追い打ちをかけるような断酒ですから。あまりの体験に頭が混乱して酒が飲みたいのかタバコが吸いたいのか、何が何だかよく分からなくなっちゃったのかもしれませんw
決してお勧めはしませんけどね。
あ、でもこの前、京都の高級ホテルのバーがテレビで紹介されているのを見て、「ああ〜もうこういう場所で一生飲むことはないんだよなあ〜!」と淋しい気持ちに襲われましたね。ま、「一生」続いてくれりゃあ御の字ですけど、ホント。
でもよくよくその場面をイメージしてみると、そのバーを訪れ、家人(節度ある酔っ払い)がおいしそうに酒を飲むのをツマミにイヤミなほど高級な炭酸水を飲むのも結構ありだなと思ったりしました。
あとは家人に愛想を尽かされていないことを祈るだけですねw
現在体重76.2 体脂肪率17.1%