断酒11カ月で思うこと:あるがままにユルユルと♪
こんにちは〜。
断酒を初めて11ヶ月が経過致しました〜!
嬉しい嬉しい。
あと一ヶ月で一年ですねえ〜。
まあまあ。色々な試行錯誤があり、運の良さにも助けられてここまでなんとか続いていると言ったところですな。
そうそう。
昔ラモス選手だったっけかな。
奥さんを亡くされて、どうやってそこから立ち直ったかを精神科医の先生と話しているのを見たことがあるんですね。テレビのことですから、「泣けるような、感動的な結論への演出」みたいなのは当然あるんでしょうが、それでもラモス選手の言っていることをなんとなく覚えていまして。
要約すると「奥さんが死んだから悲しい。だからその悲しみを乗り越えなければならない」、そう思うことはしなかったし、無理に乗り越えようともしなかった、ということでした。
心の思うがままに。悲しんで、泣いて、苦しんで、亡くなった奥さんのいない辛さをかみしめながら、時が経ちやがて立ち直っていったそうです。
こんなアプローチが断酒にとって正解なのかは分かりませんけどね。
確かにあんまり無理して「俺はもう大丈夫だ!」「酒なんてただの毒だ! 酒なんてもんは絶対いらない!」と気張っていたら、アディニャムの断酒はもう少し辛いものになっていたかもしれません。
「もう飲めないんだ」と絶望して、自分の一部を失ってしまったような惨めさも心底感じました。今でもたまに「飲めたらよかったのになあ〜」と思うことだってあります。
でもね〜、それは別に悪いことじゃないし。脳が勝手に思っているとしても、思っちゃうことは仕方のないことですからね。それに、「飲みたい」と思わないからエライと言うわけでもないだろうしねえ♪
断酒を継続できて、そのことでより良い人生を送れたり、あるいは送れるように試行錯誤するようになればいいわけですから。
嫌なことから逃げるために飲み始めた酒ですが、そのおかげで乗り切れたこともあった。散々飲んでバカもやったし人に迷惑もかけた。そのせいで飲めなくなって辛かったし、飲まなくなってほんとよかったとも思う。
なんでもそうですけど、善か悪か、0か1か、ではないのです。矛盾したものが平気で混在しているのが人間なわけですからね。
あるがままに、ユルユルと♪
これからも続けていきたいなあ〜と思うのであります。
それではみなさん、素晴らしい一日をお過ごし下さい!!