ユルユルいきましょう

ユルユルと断酒してます♪

酒と大麻と人類の快楽嗜好について♪

こんにちは。

最近米国コロラド州で大麻合法化が行われたりしましたねえ。

このブログを読んでいる方の中にも、海外や(あるいは国内で)、「ハッパ吸ったことあるよ〜」と言う人もいらっしゃることでしょう。

鎮痛作用や催眠作用があったりして医療用にも使われています。

作るのも簡単でローコスト。致死量もないようなもんだし、依存性も(決してないわけではありませんが)酒に比べれば全然低い。

ただ完全に無害な薬物かというとそんなわけもなく、若い頃から吸ってると発育に障害が出たり、当たり前だけど運転したら危険だし、朝一服して職場に行こうなんてもっての外なわけです。

まあ、ドラッグですね。酒と一緒です。ただ身体へのダメージは圧倒的に大麻の方が少ないでしょう。

一応両サイドの記事を。

rocketnews24.com

irorio.jp

さてさて。なぜアルコール依存症のブログに大麻の話かなんですけど、今回は大麻やら酒の手前にあるもっと根源的な話をしたかったんです。

だいたいの文化圏には古代から酒か大麻が存在しており、我々は「酒の文化圏」で育っております。たいていの文化圏にこういう酔っ払ったりハイになったりする物質が一つは容認されているもんですな。一万四千年前にはすでにミードが存在したと言われますし、その後様々な種類の酒が作られ、醸造酒、そして蒸留酒が生まれ、熟成させられ、食事と合わされと、人類は知恵と時間を惜しげもなく注いできたわけです。

酔っ払って忘れてえ、現実からチョロッと脱出したい、ともかく陽気な気分になりたい。 こういうのは人間という生物が太古の昔から嗜好してきていることです。じゃなきゃ酒を含めたドラッグなんてとうの昔になくなっていることでしょう。

しかも産業革命以降酒の大量生産が可能となり、安価な酒がいつでもどこでも誰にでも買えるようになってしまった。そもそもが快楽に向かって突っ走る傾向を持つ生物ですから。アル中の増加は当然の帰結です。そんな上で断酒なんて言う面倒なことに挑戦している人々は、自分で言うのもなんですが、大したものなのです♪

結局人間ってのは快楽が好きなんです。これは善悪の問題ではなく、単純な事実として、大好きなんですな。

なので断酒をしてて「あああ、酒でも飲んでパッーとやりたいぜ」と思うことは恥ずかしいことでも何でもないと思うんですよ。仕方ないんです。たまには「パッーと」やるのが大好きなんですから。

ただ、我々には「酒で」パッーとやるというオプションはないので、どうしてもパッーとやりたいなら他の方法でやるしかないというだけの話なんです。

そこで仮にですけど、万が一この国で大麻が解禁になったとして…自分が「そうだ、大麻を吸おう!」と無邪気に吸い始めるかですけど…

それはそれで悪くない気もしますねえ〜。

でも、アディニャムはアホですからねえ。

ハッパ吸って気持ちよくなって「うっかり飲んじゃった」なんてことをやらかす気がしてなりません。いやいや、解禁される頃には筋金入りの断酒歴を持っているだろうからハッパの影響下でも酒は飲まないかも知れない。だから大麻は大丈夫! なんて言いながら依存性の少ない大麻にすら依存するタイプな気もするしw

まあ、そんな事はその時に、超真剣に考えたいと思います。

今はとりあえずランナーズハイで充分なのであります。

しかし、自分の事はさておきですが、もし酒や大麻のようなドラッグを「法的に一個くらいは認めてもいいんじゃねえの?」と社会で是認するのであれば、

「今まで通り酒で行きましょうか? それとも害の少ない(であろう)大麻に替えましょうか?」

という議論はあって然るべきかと思うのです。

こういう事言うと目くじら立てて「けしからん」ってなる人がたまにいますけどね〜。別に殺人や近親相姦を解禁しろって言ってるわけじゃない。もし世の中がよくなる可能性があるなら、とりあえずみんなで集まって議論してみようじゃないか、そんなことが自由に出来るのがよい社会だと思うのです♪

少なくとも、雨降りの外を見ながら「あ〜酒飲みてえなあ〜」なんて思うよりは、「あ〜大麻解禁になんねえかなあ〜」と妄想する方が遠く壮大で無害です。

よく降りますねえ〜。

皆様よい今日もよい一日をお過ごし下さい!

 

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