ユルユルいきましょう

ユルユルと断酒してます♪

物語について:ライフストーリーの書き替え

こんにちは。

なんかで読んだんですけど、人間には物語が必要なんだそうですね。早い話が自分のルーツや未来を言語化したがる生き物なのだそうです。神話やら民族の起源なんかが必ずあるのもそういう事が理由だそうでして。

断酒も同じで、なぜそこまでたくさん酒を飲むようになり、なぜ止めざるを得なくなったのか、これを言語化する必要があります。

「なんとなく」で一生は酒は止められませんからね。

人類や一族が神話を必要とするように、我々も自分の物語を必要としています。自分はこんな風な人間で、こんな風に生きてきて、これからこんな風に生きて行くんだ、そんな自分の人生を(どこかで)肯定する物語をみんな持っているのです。

断酒を継続していくなら「飲んでた自分」の物語を「飲まない自分」の物語に書き替えていかないといけない。これが断酒開始から安定期までの「移行期間」だと思うのです。自我が不安定で未来が見えない時期だからこそ(だけじゃないですけどね、もちろん)、再飲酒率の七割〜八割がここに集中するのだと思います。

その移行時期を乗り切るのに大切なのが、未来の飲まない自分がどんな風に毎日を過ごしているか、その明確なイメージを、未来へ向けた自分の物語を描けることなんだそうですな。

たとえば、一年後の自分のイメージはどうでしょうか。楽しくやってますか? なにして毎日過ごしてますかね?

「なんとなく…毎日頑張って飲んでないかも」というのもいいですが、どうせ空想ですから。もうちょっと楽しくいきましょうw

「早起きして、散歩して、手間はかかるが美味しい朝ご飯を食べる(酒代浮いてるからその位の贅沢は出来るのです)。仕事行って、飲み会はパスして帰ってきて、夜は最近始めた弓道クラブに行って、一汗流してグッスリ眠る」

早起き、散歩、美味しい朝ご飯、弓道クラブ、その辺には好きなキーワードを入れて下さって結構ですが、こっちの方が頑張りがいもありそうな気がしませんか?

まずは酒のない楽しい未来を具体的に描いてみること。そして酒を止めて出来るようになったことをやってみること。そうすれば断酒のメリットも享受出来るし、少しは続けやすくなるかも知れません。そもそもイメージのないところには努力も生まれませんからね。

そうやって自分のライフストーリーの書き替えを行い「飲まない自分」を当たり前に肯定出来るようになった時が、ようやく安定期なんでしょうな。

アディニャム、まだまだフワフワしておりますw

アディニャムはハワイのビーチで「昔はアホみたいに飲んでいたけど、今はまったく飲まなくなって、それでも全然楽しくやってるよ。まあ、飲む人には信じられないかも知れないけどね」なんてニヤリと笑って、バージンコラーダを「うまいうまい」と飲みながら大騒ぎするおじさんになるべく、日々精進していきたいと思っているのであります♪

それでは皆様よい一日をお過ごし下さい!!!

 

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