禁煙と断酒をなんとなく比べてみる2
こんにちは。
そろそろ断酒三ヶ月という事で、色々感じた禁煙と断酒の相違点を書き出したりしておる次第ですが…
今回は「禁煙者」と「断酒者」の市民権についてですかね。
なんといいますか、ここ十年ほどで「タバコ=悪」とまではいかないにせよ、確実に「タバコ≠善」という図式が定着していますよね。体に悪い、人に迷惑だ、等々。
なので「タバコね、キッパリやめたんですよぉ」と言うと「わぁ〜すごいですね!」とか「いいことですよ!」なんて褒められたりする事があります。「アディニャムさんもついにそっち行っちゃいましたか…」なんて知り合いの喫煙者が悲しそうな顔をする事はあっても、その顔には「まあ仕方ないよな、そういうご時世だし」みたいな表情が浮かんでいるのです。
禁煙は社会的に認めら推奨された、賢くも勇気ある行動といったところでしょうか。
そこと比べると断酒はねえ〜。
「酒ね、キッパリやめたんですよ」なんて言った日には「なんだなんだ、どうかしたのか!?」「なにやらかした?!」「体でも壊したんですか?」と心配されたり、理由があるのだろうと勘ぐられたりすることはありますが、褒められる事はなかなかありません。褒めてくれよお〜と思っちゃうんですけどねえw
断酒は社会的にはまだまだ特殊であって、推奨もされていないようです。
それに周囲の反応も違いますよね。いくら「タバコ吸わないんですよ」といったところで、「なんだよ、吸わないの?! なんで?! ノリ悪いなあ〜。いいじゃんいいじゃん! 駆けつけ一本!」
とかは絶対言われませんからね。でも酒の場合は、
「飲まないの?! なんで! いいじゃんいいじゃん! ええっ、車で来た?! じゃあ置いて帰りなよ。代行も呼べるし。体調がもよくない? じゃあアルコール消毒しないと、がははは」
ああ〜うるさあああい!!
みたいなことが普通にありますからねえ。酒やめてそういう目に遭うようになりましたけど、本当にウザイですねw 「最初から飲まない人達」はさぞかし面倒な思いをしながら生きてきたんだなあと思うと頭が下がります。
幸運な事に、アディニャムの周りには無理やり酒を勧めるような輩はいませんけれど、それでもたまに「なんで飲まない?!」と食い下がってくる人と出くわす事があります。「酔っ払いがうざい」とかそういう話ではなく、これは、どっちかというと人間性の問題ですね。こういうタイプの人は完全に圏外だなあと思ってしまいます。
禁煙と比べると、そういう周囲からの面倒くささやノイズは断酒の方が多いですよね。
みんな、それぞれ好きに楽しくやればいいのにね。
さてさて。
ともかく「吸わない人」の市民権はかなり確立されていますからね、「飲まない人」の市民権ももうちょっと確立されたらいいのになあと思うのです。「酒飲めないと人生損してる」みたいな風潮が変わってくれて、夜遊びに行った時グラス一杯の炭酸水に六百円とか取られない、そんな世の中になってくれたら最高ですね。
世の中は多様性があって遊びが多い方が楽しいと思うので、飲む人も飲まない人も、吸う人も吸わない人も、色々な嗜好の人が快適に暮らせればいいと思う秋の朝でありました〜。
明後日で断酒三ヶ月。
みなさんよい一日をお過ごし下さい!!
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