「飲まない人」は「飲めない人」に学ぼう♪
こんにちは。
先日知り合いの行っていたプロジェクトの打ち上げに参加してまりました。カフェで飲んだり食ったりしながら歓談する、みたいなやつです。
ライトな飲み会って感じですかね。
飲まなくなって驚くのが、酔っ払いと酒に意地汚い人間の少なさですね。酒は乾杯程度みたいな人も結構います。大抵の人は乾杯のビールの後ワインを一杯二杯飲んだらお茶とか飲んでますからね〜。
こういう人たちがいわゆる「健常者」なんでしょう。
酒好き達は一箇所に固まり(なぜか喫煙者が多いのです。だからなんだってわけではないけど)、深まっていく酔いに身をまかせつつ、楽しそうにグラスを傾けておりました〜(そしてその楽しい酒がいつまでも続くよう祈っております)。
まあ楽しく素敵な夜だったわけですが、そこでですね。
遅れて一人の若い男性が入ってきましてね。
「遅れちゃってすみません! ようやく到着いたしました!!」
なんて大声で挨拶しましてね。いいですねえ〜明るいって。
それじゃあ「@@君も到着したので乾杯しようか!」なんてことになり、みんな立ち上がってグラスを持ったわけです。すると@@君、
「すみません! 自分酒飲めないんですよ〜。昔から体育会系の部活で飲まされてたんですけど、酒体に合わなくて! それでお酒やめたんですけど、そうしたらもう炭酸飲料まで飲めなくなっちゃって!」
とみんなを見渡してすまなさそうに、ハキハキと喋るのです。
「だけど、」@@君は言葉を切って、近くにあるペットボトルからジンジャーエールをコップに注いで、笑顔でこう言いました。
「でも、今日はめでたい打ち上げなんで、炭酸行かせていただきます! すみません! お疲れ様でした〜!」
「乾杯〜!!」
そしてジンジャーエールを飲み干した@@君には会場からなんと!!
拍手が沸き起こったのですw
炭酸水一気して拍手もらえますか、フツー?
そんな状況にその場の全員はおかしそうに笑っておりました。
常々断酒した「飲まない人間」は体質的に酒を受けつけない「飲めない人間」から学ぶことは多いはずだと感じておりましたが…すごいものを見てしまったようですw
体育会系の部活を経て、上下関係もある業界で若いのに酒を断り続けるのは割と大変だったはずですからね。相当試行錯誤してたどり着いたやり方なんでしょうねえ。場の雰囲気も壊さず、自分も飲まずに済み、みんなを幸せにする。もうほとんど「芸」の領域ですよ。
酒をしつこく勧めてくる人達といちいち喧嘩するなんて労力の無駄でしかありませんからね。こんな風にスマートに、そして人を幸せにしながら酒を断れるような人間になりたいなあと思うのであります。
「炭酸水も飲めないんですが、でも今日はめでたい席ですから…」
この下り、使えますよねえ。アディニャムも変な飲み会に遅れて到着して「駆け付け一杯!!」みたいなイヤ〜な状況になったら使わせてもらおうと思っています♪
アディニャムは四十過ぎで「飲まない人間」になろうと四苦八苦してますけど、「飲めない人間」は今までそれをフツーにやってきてるわけですよね。職場のストレスやら失恋、近親者の死を酒なしでやり過ごしているわけです。
これからも機会があれば彼らの話を聞いて、不飲生活のコツとかを聞いてみたいなあ〜何て思っております♪
それではみなさま、素晴らしい一日をお過ごし下さい!!
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