こうやって人は居場所を失っていくのかもしれません（続報）

こんにちは。

えっ〜この前居酒屋の常連さんの話をしました。

この記事ですが↓、今回はこれの続報です。

辛いから飲むんじゃなくて、飲んでるから辛くなっちゃうのかもねえ〜 - ユルユルいきましょう

えっと、アディニャムが通っている居酒屋さんの常連さんですね。先日、久しぶりに行ったら前日に「なんかやらかした」らしく、店の人の目が尋常じゃなく冷たかったのです。その「やらかした内容」ってのが小さな町だとちょっとした事件にもなりかねないような事なので、仕方ないのですけど。

前々からお店で女の人のお尻触ったり、「太ったよね。痩せなよ」みたいなことを平気で言うし、最終的にはカウンターで寝てしまうし、煙たがられてはいる迷惑な客だったんですが「呑まなきゃいい人だし」と一応受け入れられてはいたのですよ。

実は先日、そんなAさん仕切りの忘年会というのが行われる予定だったのです。アディニャムも呼ばれていたし、町の外から五、六人、人を呼んでおりまして。皆さん電車で一時間近くかけて集まる、そんな忘年会だったのです。天候のこととかもあって、まだ忘年会の開催が完全には決定していない。決まったら連絡してくれ…そう言ってアディニャム達とAさんはお店で分かれたのです。

結局Aさんとはその後連絡がつかず、忘年会のこともどうなったのか分からなくなっちゃったんですけどね。

昨日買い物してたら居酒屋の女将さんとバッタリ会ってこんな話を聞いたわけです。

「忘年会？　ありましたありました！　アディニャムさんに連絡しろってうちのが（居酒屋の御主人ですな）Aさんにさんざん言ったんですけどね」

「ええっ？！　やってたの？！　ぜんぜん連絡取れないから…」

「Aさん一人で後から遅刻してきて。その時にはもうベロベロに酔っ払ってて。入ってくるなり飲み物も頼まないでカウンタで寝ちゃいましたよ。本当にね、付き合い方考え直した方がいいですね」

色々なことが化去った結果ですからね。おかみさんは完全に愛想を尽かしております〜。

自分で忘年会をやると言い出し、遠くから人呼んで、アディニャム達には連絡も来ない。泥酔して店に現れ、注文もせずに寝る。

あああ〜。

完全にアル中ですな。依存症です。酒がやらせているのです。

でもね〜。

「そうだね、だからAさんはなにも悪くない。全部酒が悪いんだよね」

とはならんのですよね…

今まではＡさんサイドにいましたけどね。逆の側から見たのは初めてかもしれません。これが「世の中」なんだなあと感じた瞬間でした。飲み続けていたら自分もそうなっていただろうし、あの優しいおかみさんに、冷たい目で「付き合い方考え直した方がいいですね」と言われていたのは自分かもしれないんですからね。

こうやって徐々に人は居場所を失っていくのでしょう。そして寂しさや怒りがつのり、それを紛らわせるために酒を飲む。

負のスパイラルです。

アルコール依存の人間は、問題があるから飲むんじゃなくて、飲酒そのものが問題なのです。

なんとかしてあげたいとは思うけど、あまりやれることはなさそうですだしなあ〜。なんつーかさ…

忘年会行きたかったなあ♪

違うかｗ

笑わなければやってられませんな！

それでは皆様、よい一日をお過ごし下さい！

禁煙半年の記事にコメントを沢山頂きました〜。励みになります。ありがとうございました！　返信は頂いた記事の方で行っております。お手数ですが確認頂ければ幸いです！